恩師の言葉「生涯スポーツが心身の健康を守る」。大人が今から空手を始めるべき理由
お盆休みも明け、少しずつ日常のペースが戻ってくる時期ですね。
ゆっくり休めた反面、「少し体が重い」「体力が落ちた気がする」と、運動不足を実感する方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「涼しくなったら運動しよう」
「定年退職して時間ができたら、何か始めよう」
ついつい先延ばしにしてしまうお気持ち、よくわかります。
しかし、指導者として皆様に少しだけ知っておいていただきたい現実があります。
定年後に「ゼロからのスタート」は意外と難しい
いざ定年を迎えてから新しい運動習慣を始めようとした時、実は多くの人が挫折してしまいます。
長年運動から離れていた身体は「動かし方」を忘れてしまっており、急に動こうとすると怪我のリスクが高く、気力自体が続かなくなってしまうことが多いのです。
だからこそ、まだ基礎体力があり、身体が動く「30代〜50代の今」のうちに、適度な負荷をかけて「動く習慣」を身体に覚えさせておくことが、将来への最大の投資になります。
体育の恩師・小泉先生が教えてくれたこと
私が大学に入学したばかりの1年生の頃。
世間ではまだ「メンタルヘルス」という言葉がようやく知られ始めたばかりの時代でした。
当時、新入生の私たちの不安を大きな懐で受け止めてくださる、人格者の温かい先生がいらっしゃいました。
恩師、小泉先生の最初の授業は、私にとって忘れられないものになりました。
先生は私たち新入生に、こんな風に語りかけました。
「皆さんは、運動はしていますか?バスケでもいい。バレーもいいね。サッカーもいい。野球もいい。
でも、そういう種目はどうしても、人数や場所がそろわないと難しくて、社会に出て働き出すといつかしなくなってしまう。私は、休みの日は多摩川の河川敷を3時間くらい歩きます。
帰ってくるころには、汗ぐっしょり。
でも、それが気持ちいいんです。
歩くだけでも全然違う。どうか皆さん、生涯できる運動を続けてください。
生涯スポーツは、皆さんの心と身体の健康を守ってくれます」
大人になり、仕事や家庭の責任を背負うようになると、先生の言葉の重みがよくわかります。
30年も前の話ですが、その時からずっと私の心に残っている言葉です。
自分のペースで深められる「生涯スポーツ」としての空手
だからこそ、大人の皆様にご提案したいのが、自分の身体一つで向き合える「空手」です。
空手には「型(かた)」という稽古があります。
これは誰かと競い合うものではなく、自分自身の身体と向き合い、昨日の自分を超えるためのものです。
10人を集める必要はありません。
ご自身の年齢や体力、その日の体調に合わせて無理なく深めていくことができる。
今のうちから基礎を身につけておけば、60代、70代になっても自分のペースで続けられる。
それが「生涯スポーツ」としての空手なのです。
「いつか」ではなく「今」から始めましょう
興誠館では、社会人の方がそれぞれのペースで稽古に取り組める環境を大切にしています。
誰かと比較して焦る必要も、無理な稽古で怪我をする心配もありません。
小泉先生が私に教えてくれたように、生涯続けられる運動は、必ずあなたの「心と身体」を守る盾になってくれます。
「いつか」を「今」に変えて、道場で新しい一歩を踏み出してみませんか?
まずは見学や無料体験で、道場の雰囲気を感じてみてください。
皆様のお越しを、心よりお待ちしております!
*小泉先生は2021年にご逝去されました。
小泉先生の温かいお人柄を偲びつつ、心より哀悼の意を表します。


