「今日稽古休もうかな…」と頭をよぎるとき
いよいよGWが終わりましたね。
皆さん、お休みは満喫できましたか?
さて、連休明けのこの時期。正直にお話しします。
「あー、なんだか体が重いな。今日の稽古、休んじゃおうかな……」 と、
道着の入ったカバンを見つめてため息をついてしまった人、いませんか?(笑)
実は、それは大人も子供も、そして長く空手を続けている先輩たちも同じです。
もしかすると、これを書いている私だって、そんな風に今日思っているかもしれません。
でも、そんな時にいつも思い出す言葉があります。 それは、私が私の師範から教わった、今でも大切にしている言葉です。
「今日休みたいなと思うことは誰でもある。私にもある。でも、それでもその気持ちに負けないで、一回一回の練習に行くこと。その積み重ねが、心を鍛えるということだと思うんだ」
当時、高校を卒業したばかりだった私は、心を鍛えるということは、もっと特別な、何か過酷な修行をすることだと思っていました。
でも、師範はそうではありませんでした。 「行きたくないな」「今日は疲れたな」という自分の心のささやきに負けず、ただ道場に足を運び、帯を締める。その「一回」を積み重ねていくことこそが、何よりも自分を鍛えるのだと。
この教えは、私が空手を通じて学んだ今でも大切にしている教えの一つです。
だからこそ、練習生の皆さんには何度だって、繰り返し伝えます。
道場に来て、仲間と顔を合わせ、大きな声を出して汗を流す。
それだけで、さっきまでの憂鬱な気分はどこかへ消えてしまいます。
稽古が終わる頃には、心も体も驚くほどスッキリしているはずです。
毎回、完璧な稽古を目指さなくていいんです。
「一回、来続ける」という自分との約束を守るために、道場の扉を開けてみてください。
その小さな一歩が、あなたの心を一歩ずつ、確実に強くしてくれます。
連休明けもまた、皆さんの元気な顔に会えるのを、私は道場で楽しみに待っています。


