スポーツ教室の倒産が高水準という記事が出ました

スポーツ教室の倒産が高水準 ～ 値上げが限界、オンライン指導・動画配信も台頭 ～（東京商工リサーチ） - Yahoo!ニュース

5月25日午前7時のYahoo　Japanニュースに紹介されています。

いくつか挙げられていた要因として、
①少子化で子どもがいない
②物価の値上がりで、スポーツにお金をかけられる余裕がない
③昔よりも習い事の選択肢が増えた
④月会費の値上げも簡単ではない
このあたりは、習い事の種目を問わず（音楽教室でも）、どこも共通の苦しい要因かと思います。

加えて、記事で取り上げられていた、スイミング、ダイビング、テニス、ゴルフ、サッカーなどの種目は、ある程度の広さや決まった設備が絶対に必要で、それを常設しているところの負担はますます大きいと予想されます。
このあたりは、空手のような個人でできて、ある程度のスペースがあれば練習できる種目とは異なるでしょう。

昭和時代にあった空前の空手ブームは、当時大流行した空手の漫画やアニメの影響が絶大ものでした。
子どもの数も多く、景気も上向きだった時代なので、幼少期に空手をやったことがあるという中高年の方は珍しくありません。
しかし令和の今は、空手に限らず人気スポーツのサッカーや野球すら人数が集まらなくて解散する組織が増えています。

興誠館でもこうした影響は無関係とはいえません。
しかし、武道の良さは人が自身の中で成長を実感でき、自らと向き合いながら精神的に成熟し、年季を重ねるにつれて確実に円熟するところにあります。
練習生の皆さんが一緒に練習したいと思える仲間を連れてきてくれたり、空手体験イベントを通じて入会してくれる新しい仲間は、いつでも大歓迎しております。

新年度のスタートが少し落ち着き始めるこの時期、ぜひ新しい体験を興誠館でしてみませんか！
体験、入会をいつでもお待ちしています。