大阪ユニオン杯2023を終えて

7月29日(土) Asue アリーナ大阪 柔道場

約束組手、型、組手エキシビジョンマッチの全ての種目を無事に終えることができました。
選手の皆さん、スタッフの皆さん、そして応援に駆けつけてくださった保護者の皆様に改めて感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

旗1本という僅差で悔しい負けを経験した選手も多くいたかと思います。
不満があったり、不服だったりすることもあるでしょう。
しかし、そうした不満や不服の悔しい気持ちを、また練習にぶつけて、次こそは勝つためのエネルギーに変えてほしいものです。
そうして努力して、そうしてつかみとった勝利こそ、本当にうれしいもので、自信になり、成長になります。

もちろん、勝利だけが全てではありません。
負けても相手を尊敬できる気持ち、最後まで挨拶や感謝の気持ちを忘れない振る舞いなど、次に向けて反省や固い決意など。
言い換えると負けた選手こそ大きな成長の糧を手に入れることができます。
武道やスポーツは、単純な勝ち負けだけで終わらないよう、自分の心の中で何か成長があってこそ価値があります。

どうか保護者の皆様におねがいです。
お子様が今回の結果に一喜一憂するのではなく、今回の結果をもって、どのように成長できたか。
どのように成長してほしいか、伝えてあげてください。もちろん、道場でも指導者から伝えます。
今は受け入れることができなくても、何年かして、その意味や価値がわかる日がきっとくるものと信じています。

簡単ではございますが、今大会の総評と、お礼の挨拶とさせていただきます。
今後とも興誠館をどうぞよろしくお願い申し上げます。

空手道興誠館
代表師範 飯塚 稔

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