仲間と練習する意味

J選はこの日、4週目の練習をしました。
先日決まった審査のペアの相手との練習がメインですが・・・

ちょっとここで、学生さんからこんな質問が。

「どうしてペアの相手の評価も、自分の評価になるんですか?」

なるほど。もっともな指摘です。
相手は相手、自分は自分で評価をしてほしいし、それがフェアですね。
それは間違っていないと思います。
お互いにそのほうが気楽でしょうし、今どきの学生さんらしい考えです。

格闘技は球技などに比べれば、比較的少人数でも出来ることも魅力の一つで、
極端に言えば自分ひとりだけで練習できるかもしれません。
それでも、柔道・剣道・合気道はもちろん空手でさえ、2人1組で評価を受ける審査は多く存在します。

よその団体様の考え方は割愛し、興誠館ではこの場合、ペアの相手の動きも含めてその人の評価としています。それは、ペアを組んだ相手との一期一会の出会いを大事にし、
「自分さえよければよいという独りよがりにならなかったか」を見ているからです。

格闘技に限らず、球技においても、吹奏楽においても、学校や社会においても同じではないでしょうか。決して難しい理由ではないと考えています。

さあ、皆さん。いよいよ審査ですね。
最後まで時間を大事に使って、仲間と過ごす時間を丁寧に練習してください!

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