「自分で決断できる子」の親がやっている子育ての習慣
ダイヤモンドオンラインより記事を転載させていただきました。
「自分で決断できる子」の親がやっている子育ての習慣 (msn.com)
カウンセラー資格を持ちながらも、カウンセリングだけでなく、学校の先生や空手の指導者などもさせていただく関係上、多くの親子関係や教師・学生関係、あるいは師弟関係を目の当たりにします。
小さいお子様の場合、自分で決めさせても(親にとって)面倒なことにしかならない場合もあるでしょう。
まだ自分で判断するには経験や知識が乏しく、勢いやその場の雰囲気で決めてしまう子もいるでしょう。
専門学校や大学に進学する高校生の年齢でさえ、自分で決められる子が大半ですが、なかには保護者に「決められて」進学する方もいます。
その時その場の状況や、関係性や、親や教師が誘導したい方向性や、子どもの性格や習慣など、色々なものが決断には関係しますので、そう簡単な話ではないことだけは、はっきりとした事実でしょう。
ただ、この夏の甲子園で優勝した学校は丸刈りを強制されておらず、丸刈りの強要はどうなのか?などの話題もありましたが(野球の選手としては精神論ではなく、坊主が衛生的で楽、という面もあります)、選手が自分で考え、自分で決定する機会がないことがほとんどです。記事にもあるように、それが許される場面であるならば、子どもとはいえど、できるだけ「自分で考え」「自分で選び」「自分で決定」してほしいものです。もちろん、そのあとの「結果も自分が受け止める」ことまでセットです。
人生はその繰り返しで、大事な判断もあれば、日常のささやかな判断もありますが、「自分が選んだことに、自分が責任をもつ」ことを、小さいうちから教えていくのも、私たち大人の役目なのかもしれませんね。