練習のやる気を高めたいときのシリーズも、今回で4本目の投稿です。

今後も似たようなテーマでたくさんの投稿を検討してはいますが、ここにきてふと疑問が。

 

練習のやる気って、そもそも「誰が」高めるものでしょうか?

 

練習のやる気が出ないのは、師範やコーチ、あるいは先輩や友達のせいでしょうか?
自分は何もせず、何も考えず、のんびりしていたら、周りから「練習に行こう!」「練習しよう!」と思わせてくれる何かが舞い込んでくるのでしょうか?

アメリカの心理学者、ド・シャーム(1976)は、「練習や学習の主体性をもって取り組むと、そうでない場合に比べて効果がはるかに高い」ことを実証しています。

これはスポーツ心理学の世界では以前よりよく知られており、メンタルトレーニングでもよく紹介されています。

よく聞く言葉ですが、「主体的に取り組もう」ということですね。

主体的とは、自分で考え、自分で決め、自分で納得し、自分で計画し、自分で工夫し、自分で確認し、自分でご褒美をあげ・・・と、とにかく「自分でやること」です。決して、誰のせいにもしないことです。

 

筋トレにしても技術的な練習にしても、先生やコーチに言われて「いやいややる」「仕方なしにやる」人と、「自分から主体的にやる」人では、おそらく表面的な回数やメニューなどやっていることは同じでも、効果は全く違ったものになるでしょう。気持ちの持ち方一つで、練習の効果がそんなに違うということは、それを毎日積み重ねた効果はもっと歴然とした差になり、選手に選ばれたり大会で勝ったりと、残せる結果も大きく変わります。

主体的に取り組んで良い結果を残せた人は、(いやいややらされて同じ結果を残した人より)その後もその競技を続ける可能性は高くなるでしょう。

何よりも、いやいややる練習は効果がないばかりか、ケガやトラブルの原因になるのでお勧めできません。

 

練習は「自分から」取り組もう。その責任は、あなた自身にあります。

 

皆さんの日々の練習が、少しでも充実することを祈っています。